2011年05月17日

「サダコ」・虹基金の現状報告

memories_img.jpg「サダコ」・虹基金の夜川けんたろうです。
今まで沈黙していたこのブログをようやく始めることができるようになりました。
今後は虹基金として参加する予定や企画のことなどを不定期に記録していきます。
皆様お付き合いの程、よろしくお願いいたします。

「サダコ」・虹基金は原爆の子の像のモデル佐々木禎子ちゃんと同じ病院で過ごした故・大倉記代さんが、サダコちゃんの絵本の出版をきっかけに2006年3月に設立した基金です。
大倉さんは設立当初から書籍の印税を基金に寄付するなどし、現代の「サダコ」ともいえるイラクなどで白血病や小児ガンで苦しむ子どもたちを支援することを目的にしていました。
残念ながら大倉さんは道半ばで2008年6月に東京でお亡くなりになられました。ガンでした。


2007年に私が鎌倉で個展をしたときお会いして以来、連絡のなかった大倉さんから突然電話が来ました。
大倉さんの著書『想い出のサダコ』の挿絵を書いた私に「サダコ」・虹基金を引き継いでくれないかとの依頼でした。
私は、人脈も知識も基金運営のノウハウも何もなく、ましてや平和活動家でもない一介の絵描きなのでその大任は身に余るとご辞退したのですが、他に引き受け手がなくこのままこの基金が消滅するのを見るのは寂しいとおっしゃられました。
未来ある子どもたちへの支援を続けてきた大倉さんの、未来をつなぐ架け橋である「サダコの虹」が掻き消えてしまうのは、私もとても寂しいと共感しました。
それで私は「私なりのやり方でよろしければ」とお引き受けすることになったのです。
2008年3月、亡くなられる3ヶ月前のことでした。

それから早三年の月日がたちました。
その間に私は「サダコ」・虹基金の代表として日本イラク医療ネットワーク(通称JIM-NET/代表・鎌田實)の賛助団体としてイベントや勉強会に参加してきました。また、よも出版を通して知り合った「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」にも実行委員として参加するようになりました。

3年の勉強期間を経て「サダコ」・虹基金の方向性や今後を私なりに考えてまいりました。
これから「サダコ」・虹基金は大倉さんの意志を引き継ぎつつ、私なりのスタイルで進んでまいります。
どうか皆様、温かい目で見ていてください。そして応援をよろしくお願いします。
ともに手をつなぎ、過去と未来、人と人との虹の架け橋を渡って行きましょう。


夜川けんたろう
posted by 虹基金事務局 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記