2011年06月06日

原爆と子どもたち

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6月5日、広島の原爆資料館で『原爆の子』出版60周年記念の会が開かれたとのニュースをみつけた。
 『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』(岩波書店1951年刊)は被爆した子どもたちの105編の手記を教育学者の故・長田新氏が編集した。
 このこどもたちの手記はその当時とても大きな社会的反響を呼んだ。そして本書を原作に2本の映画が制作された。新藤兼人監督「原爆の子」(1952年)、関川秀雄監督の「ひろしま」(1953年)がそれだ。(これらの作品は「サダコ」・虹基金として関わっている「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」の試写会で上映された時に観ている。)

 これほどまでに当時有名だった本も、今は忘れてしまった人や知っている人が少ないのが現状ではないだろうか。特に若い世代に伝える事ができているかというと疑問だ。
 知らなくて良いことと、知らなくてはいけないこと……間違いなく過去の負の遺産を背負わされる若い世代には過去の知識が必要だ。
 同じ轍を踏まない為にもその当時、心からの叫びで訴えた人々の言葉に耳を傾けたい。
 そしてそれを、未来を担う子どもたちにこそ知ってもらおう。
その環境を作るのは大人の役目だ。

 6月5日の記念会場では長田氏の教え子らが「『原爆の子』をうけつぐ会」を結成した。
そしてそのうけつぐ会は同日、平和に関する本の感想文などを募集し、新たに編集・出版することを発表した。(募集は7月1日から9月10日)

「サダコ」・虹基金としては、ぜひ『想い出のサダコ』の感想文を読んで見たい。
広島の平和記念資料館の図書館にも入っている。P1000034.JPG

≪平和の感想文募集内容≫
1内容 
 ☆『原爆の子』『わたしが小さかったときに』など、平和にかんする本の感想
 ☆平和にかんする体験発表文
 ☆平和にかんする随想
 ☆平和にかんする詩・短歌・川柳・俳句・随想
2分量
 ☆小・中・高校生(高校在学年齢までの専門学校生)は、1200字。
 ☆高校卒業年齢以後の専門学校生・大学生・市民は2000字以内。
 ☆詩は1篇、短歌、川柳、俳句は5点以内。
3応募資格
 ☆広島県内の小・中・高校および専門学校生・大学生・市民。
4送り先
 〒732−0058
 広島市東区光町2−9−15
 原爆遺跡保存運動懇談会気付
 「原爆の子をうけつぐ会事務局」
posted by 虹基金事務局 at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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