2011年06月09日

ジムネット総会

angelo.jpg●2011年6月09日
大倉記代さんの立ち上げた「サダコ」・虹基金。
その目的は、現代の「サダコ」ちゃんと同じ悲劇を繰り返さないこと。
そして、そのために出来ることから一歩を踏み出すこと。
(サダコ=ヒロシマ原爆の子の像モデル佐々木禎子)

現代のサダコちゃんは今もイラクにいる。
もう、忘れられたイラク戦争。(日本国も物心両面で参加した戦争)
現在もそこでは苦しみながら幼い命が日々失われている事実がある。
爆弾によって一瞬で命を奪われるのではなく、忘れた頃にやってくる放射能被曝によって死にさらされる恐怖。
サダコちゃんと同じ晩発性のガンは子どもたちの体と心をゆっくり蝕んでいく。
一刻も早くその子どもたちに治療の手を差し伸べ、くじけそうになる心に励ましの言葉を掛けるのに国境や人種は関係ない。
だから今も、いや今だからこそジムネットは頑張っている。

日本イラク医療ネットワーク(通称ジムネット/代表・鎌田實)という医療支援団体は一貫してイラクの幼い命を守ろうと努力している。
イラクに医療支援を長年続けて、それなりの成果を挙げている。
「サダコ」・虹基金はその参加団体。
昨日、新宿でジムネットの総会が開かれた。

今回の総会では、イラク支援だけではなく3・11大震災後の東北への復興支援を始めたことについても話し合われた。
大地震後から3/20日には現地に入り支援活動をはじめたという。
現地のボランティア団体とも協力しながら、公衆浴場設置や運営、イラクでの感染症対策の指導に実績のある看護師の派遣などイラク支援と平行しつつできることから始めて行った。
それから、3ヶ月。総会の席上で報告された現地の状況は報道から忘れられがちな小さな村の大きな問題点が山積みであった。
目に見えるところでは一歩ずつ復興に向けて進んでいる。ただ、目に見えないところではむしろ被害が拡大し進行しているとのことだ。
具体的には、訪問介護が必要な人にケアが出来ていない。
要介護のレベルが放置される事によって上がっていく。治療の遅れで片足を切断しなければならないほどの悪化を招く。
行政が少しでも目を向けて改善していければ良いが、全く放置された状態だ。
だから、そこに支援に入ったボランティアたちに全てを任される。
人の命を、不十分な人材と物資でつないでいく。
人間に善意がなければ見殺しになっていくのが現状だ。
国難として、総力をかけて国民の命を守る義務を果たすべき政治家、官僚はお手上げなのか。その仕事を一般の納税者に任せておいて良いのだろうか……。

出来ることから一歩を踏み出す「サダコ」・虹基金。
自分も目の前の一歩を踏み出す為に現地に赴こう。
今、石巻の避難所ではダニの駆除に重点的に取り組んでいる。
その手伝いに資格は要らない。時間さえあればあとは誰でもいいという。
自分に出来る小さな一歩を踏み出すにはちょうど良い。
posted by 虹基金事務局 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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