2011年06月28日

ダーティ・ボム

20110626peacefilm.JPG
●2011年06月28日●
 「ダーティ・ボム=核汚染を引き起こす爆弾」

  ……東電は3・11大震災において期せずして4つのダーティ・ボムを破裂させたのと同じ状況をつくりだした、そしてその爆弾は今も回収されず放射性物質を放出し続けている……。


一昨日は朝から晩まで代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにいました。
前回紹介した「第8回東京平和映画祭」を観に行くためです。

今回の内容は東電福島第一原発大事故を踏まえ、ほぼ原発関連のドキュメンタリーと講演でした。
チェルノブイリ事故のこと、ビキニ環礁核実験での日本漁船被曝のこと、日本の原発導入の経緯、原発労働者の被曝のこと……今知りたいこと、原発54基に囲まれた日本列島に住まうものとして本来知っておかなければいけなかった情報、そしてすぐそこの事実として認識していなくてはならないことなどを改めて考えさせられるイベントでした。

冒頭、開会の挨拶の後に福島から来た「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の人が紹介され壇上に上がりました。
言葉がすぐにはでてこなくて、一呼吸おいてから絞りだすように「今、福島の子どもたちは大変な状況です。」と一言絶句……。もう、細かく説明せずともその沈黙が数多くを語っていました。
(この団体は子どもを持つ親が福島県に限らずたくさんの県からの親御さんたちが参加されてるそうです。ただ一つ「放射能から子どもたちを守りたい」との想いだけでつながっています。 http://kofdomofukushima.at.webry.info/ )

そんな深刻な告白から始まったイベントはほぼ満席で、温度設定28度の空調と熱気で汗ばむ会場でしたが10時間近くの長丁場のなか6本のフィルムと5つの講演を時が経つのも忘れるくらいみんな懸命になって観て聴いていました。

イベント終了後に改めて今回の事故を考えてみました。それは福島一県に納まるような規模の話ではなく、チェルノブイリがそうであったように県境、国境を越えて風向き一つで汚染区域が決まるという理不尽だけど抵抗しようが無い大事故です。100日を過ぎても過去形にならず、現在進行し続け、収束の気配を感じる事が一向に出来ない脅威。
それを前にしてまず過去の事例から、そして最新の研究から未来に希望が持てるように情報を集めるのは大切な事だと思いました。情報の取捨選択は個人に任せられているけれど、「危ない!」と「大丈夫!」の押し付けはこの場合一番危険です。自分で考えて最良の選択をするしかないということを痛感しました。
「知り、考え、そして行動しなければならないと」

posted by 虹基金事務局 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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